小鼻縮小術

小鼻縮小術には、小鼻の内側を切る方法と外側（表側）を切る方法の2種類があります。これは主に小鼻の膨らみの程度によって選択されます。

内側法

外側法

日本では、傷跡が目立ちにくいことから、内側切開が主に行われています。しかしながら、適切に手術を行えば、外側切開でも傷跡が目立つことは少ないです。

施術時間	1~2時間ほど
麻酔	局所麻酔
腫れや痛み	個人差はありますが、手術後腫れや内出血がでることがありますが1～2週間でほとんど落ち着きます。
通品や入院有無	日帰りの施術
傷跡	目立ちにくくなるようにラインに沿って丁寧に縫合を行います。最終的に傷跡は目立たなくなります。
注意事項	必要以上に患部は触らない様にしてください。また激しい運動や飲酒、顔のマッサージなどはなるべく避けるようにしてください。
メイクや洗顔など	患部を濡らさないシャワーは当日から可能。洗顔やメイクは抜糸後より可能。
日常生活	1週間ほどのダウンタイムを要しますが個人差はあります。

小鼻縮小術は、小鼻の大きさを調整して顔全体のバランスを整える手術ですが、いくつかのリスクと副作用が伴う可能性があります。

手術後に最も一般的に見られる副作用は、腫れや痛み、内出血です。これらは通常1～2週間で落ち着くことが期待されますが、個人差があるため、一部の患者さんではこれらの症状が長引くこともあります。

また、手術部位に感染が発生するリスクも考慮する必要があります。これを防ぐためには、手術後の指示に従い適切なケアを行い、患部を清潔に保つことが重要です。感染が発生した場合、抗生物質の使用や追加の治療が必要となることがあります。

傷跡に関しては、手術はラインに沿って丁寧に縫合されるため、最終的には目立たなくなることが一般的です。しかし、患者さんの体質や瘢痕組織の形成の仕方によっては、傷跡が予想よりも目立つことがあるかもしれません。

手術結果に対する満足度も個人差があります。期待と異なる結果となった場合、精神的なストレスを感じることがあります。これを防ぐためには、手術前に十分なカウンセリングを行い、期待値と実際の結果についての理解を深めることが重要です。