眉下切開の傷跡が消えない?ボコボコや目立ちやすさとその対策法を徹底解説

美容医療

眉下切開手術を検討する際、多くの方が気にするのが「傷跡」です。若々しい印象や目元の引き締め効果を得られるこの手術ですが、術後の傷跡の目立ちやすさに不安を感じている方も少なくありません。

特に、傷跡がどのように残るのか、目立ってしまう場合の対処法はどうするべきかといった疑問を抱える方が多いでしょう。ここでは、眉下切開の効果とメリットに加え、傷跡のリスクやその改善策について詳しく解説します。最適なケア方法を知り、安心して施術に臨める情報をご提供しますので、ぜひ最後までお読みください。

 

眉下切開とは?効果とメリットを知ろう!

眉下切開とは、まぶたのたるみや下がりを改善し、目元にハリと若々しさを取り戻すための美容医療手術です。加齢によりまぶたが下がってくると、目が小さく見えたり、疲れた印象を与えてしまうことがあります。眉下切開では、眉の下から不要な皮膚を除去し、自然に目元が引き締まるように調整することで、より明るく、はつらつとした表情を手に入れることが可能です。

この手術の最大のメリットは「若返り効果」と「目元の引き締め効果」です。年齢とともにまぶたがたるむと、アイメイクがしにくくなったり、視界が狭く感じることもありますが、眉下切開によって、まぶたの余分な皮膚が取り除かれることで、まぶたが軽くなり、目が大きく見えるようになります。こうした見た目の変化が、全体的な印象をぐっと若々しく引き上げるため、眉下切開は年齢問わず人気のある施術となっています。

眉下切開の美的効果と魅力

眉下切開は、ただ見た目の若返りを実現するだけでなく、目元をぱっちりとさせることで、美的な効果も期待できます。眉下からまぶたをリフトアップするため、目の輪郭がくっきりとし、瞳に光が入りやすくなります。このような変化により、施術後の目元はより明るく、力強い印象を与えるでしょう。また、二重まぶたや奥二重で悩んでいる方にも自然なラインを作りやすい施術として好まれています。

手術後は、重たいまぶたに悩まされることなく、理想的な目元を楽しむことができるようになるため、日常のメイクやスキンケアもより楽しめるようになります。目元に悩みを抱える方にとって、理想を実現するための魅力的な選択肢となるでしょう。

注意すべきポイントとは?眉下切開のリスク

一方で、眉下切開には注意すべき点もあります。その一つが「傷跡のリスク」です。手術では皮膚を切開するため、個人差はあるものの、眉の下に一線の傷跡が残る可能性があります。

傷跡が目立たないように技術が発展していますが、体質や術後のケア次第で、術後の赤みや盛り上がりが気になる場合も。傷跡が気になる方は、信頼できる医師とのカウンセリングを通じてリスクを十分に理解し、適切なケアや対策方法を確認しておくことが大切です。

 

眉下切開で生じる「傷跡」のリスクとは?

眉下切開は若返りや目元の引き締め効果が期待できる魅力的な施術ですが、手術を考える上で「傷跡」については避けて通れないポイントです。施術を受けた後の見た目に直接影響する傷跡について知り、しっかりと対策することが、納得のいく結果を得るためにはとても大切です。

ここでは、傷跡がどのように生じるのか、個人差によるリスク、傷跡の種類やそのケアの必要性について詳しく解説します。

傷跡ができる仕組みと個人差によるリスク

まず、考えられる理由として傷跡が生じるのは、手術において皮膚を切開することが避けられないためです。眉下切開では、眉のすぐ下のラインに沿って皮膚を切開するため、適切な処置が行われても、自然に治癒するまでの間、切開した箇所に一定の傷跡が残ります。ただし、この傷跡がどれほど目立つかは、皮膚の状態や体質によって異なります。

たとえば、皮膚が敏感な方や傷が治りにくい体質の方は、赤みや盛り上がりが長引く傾向があります。また、傷跡がケロイド化しやすい方は、傷口が通常よりも盛り上がりやすく、目立つリスクが高まります。こうした体質や皮膚の特徴は、あらかじめ医師とのカウンセリングで確認し、術後のケアを徹底することでリスクを軽減できる可能性があります。

傷跡の種類とその特徴

眉下切開で生じる傷跡は、一概に同じ形状とは限りません。以下は、眉下切開の手術後によく見られる傷跡のタイプです。

  • ボコボコとした跡
    傷口の治癒が進む過程で、皮膚が盛り上がったり凹んだりする場合があります。このボコボコとした跡は、治癒過程で繊維組織が過剰に形成されたり、逆に不足したりすることで発生しやすく、特に体質が影響することが多いです。
  • 盛り上がり(ケロイド)
    ケロイド体質の方に見られる、皮膚が隆起するタイプの傷跡です。皮膚が炎症を起こしやすい方や、体質的に傷が盛り上がりやすい方は、眉下切開の傷跡もこのような形で目立つリスクがあります。
  • 赤みの残る跡
    術後の初期段階では、多くの方が傷跡に赤みを感じます。この赤みは時間の経過とともに引いていく場合がほとんどですが、皮膚が敏感な方は赤みが長期間残り、気になることもあります。
  • 白い跡
    傷跡がきれいに治癒しても、完全に肌色に戻らず、うっすらと白く残るケースもあります。特に眉の下は皮膚が薄いため、傷跡の色味が目立ちやすくなる場合もあります。

傷跡が目立つ原因と術後ケアが必要な理由

眉下切開の傷跡が目立つ原因は、体質以外にも、術後のケア方法が大きく関わってきます。傷口を適切に保護しなかったり、紫外線対策を怠ると、傷跡が色素沈着を起こしてしまい、赤みや色むらが長く残ることがあります。

また、適切な保湿ケアを怠ると、乾燥によって傷跡が悪化しやすくなります。さらに、術後すぐに物理的な刺激が加わると、治癒過程に影響が出て、傷跡がボコボコになりやすくなることもあります。そのために、眉下切開を受けた後は、医師の指導のもと、正しいケアを継続することが非常に重要です。

 

眉下切開の傷跡はどれくらい目立つ?術後の経過

眉下切開の施術後、傷跡がどのように変化していくのかは、術前の不安材料のひとつです。前述の通り、眉下切開では皮膚を切開するため一定の傷跡が生じますが、時間とともに目立たなくなることがほとんどです。

ただし、個人差があるため、不安を感じる方は術後の経過や適切なケアについて医師と相談しながら進めることが安心です。ここでは、術後から1年にかけての傷跡の変化について詳しく解説します。

術後すぐ:赤みや腫れが目立つ初期段階

手術直後から1週間ほどは、眉下の切開部分に赤みや腫れが見られやすい時期です。新しい傷跡はまだ赤みが強く、眉下のラインに沿って見えることが多く、触れるとやや硬さを感じることもあるかもしれません。通常、1〜2週間ほどで腫れは徐々に引いていきますが、この期間中は、傷口を清潔に保ち、強くこすったり触れたりしないよう注意が必要です。

また、赤みがあるためどうしても目立ちやすくなりますが、必要に応じてコンシーラーやファンデーションでカバーすることで、傷跡を目立たせずに過ごす工夫も可能です。

術後1〜3ヶ月:赤みや盛り上がりの変化

術後1ヶ月ほど経つと、傷跡の赤みが徐々に落ち着き、触った時の硬さも少しずつ柔らかくなりますが、完全に目立たなくなるわけではありません。特に、皮膚が薄い方や治癒が遅い体質の方は、傷跡の盛り上がりが続くこともあります。ケロイド体質の方や傷跡が盛り上がりやすい方は、早めに医師と相談し、ケア方法を工夫することが推奨されます。

この時期は、紫外線対策と保湿ケアが重要です。紫外線を浴びることで色素沈着が起きると、傷跡が赤みを帯びた色むらとして長く残る可能性があるため、日焼け止めクリームやサングラスなどでしっかりと保護を行いましょう。

術後6ヶ月:傷跡が目立ちにくくなる頃

6ヶ月を過ぎると、赤みや盛り上がりもかなり落ち着き、傷跡がほとんど目立たない状態になる方が増えてきます。この時期には、傷跡が肌の色に馴染み、うっすらと白っぽい線が残る程度になるのが一般的です。気になる方は、メイクで十分にカバーできるようになり、日常生活において傷跡を意識せず過ごせる段階と言えるでしょう。

ただし、体質やケア方法によってはわずかに盛り上がりや色素沈着が残る場合もあるため、引き続きケアを怠らないことが大切です。

術後1年:完全に傷跡が落ち着く時期

1年が経過する頃には、ほとんどの方が傷跡を気にすることが少なくなります。赤みや盛り上がりも治まり、肌の色と完全に馴染むことで、通常の視点からはほとんど目立たない状態にまで改善されることが多いです。

ただし、個人差があるため、白っぽい線がわずかに残ることもありますが、通常はほぼ気にならないレベルとなります。

 

眉下切開の傷跡が目立つ場合の対策方法とは?ケアポイントとカバー方法!

眉下切開後に傷跡が目立つと感じた場合、適切なケアや治療を行うことでその印象を軽減できます。以下に、主な対処法とその詳細を解説します。

レーザー治療

まずフラクショナルレーザーは、微細なレーザーを照射して皮膚に小さな穴を開け、コラーゲンの生成を促進する治療法です。傷跡の凹凸や色素沈着の改善に効果的で、特に色ムラを整え、肌の再生を促します。

  • 効果:凹凸や色ムラの改善が期待でき、傷跡が滑らかに整う
  • 費用:施術範囲により異なるが、1回あたり約2万〜5万円
  • 施術内容:レーザーを照射し、肌の再生を促す治療
  • ダウンタイム:数日から1週間ほど

また、エルビウムヤグレーザーも傷跡の修正には役立つでしょう。皮膚表面を精密に削り、傷跡を目立たなくする治療法です。表面にダメージを与えすぎずに改善できるため、比較的回復が早いのが特徴です。

  • 効果:皮膚の滑らかさを取り戻し、凹凸のある傷跡を平らに
  • 費用:1回あたり約3万〜6万円程度
  • 施術内容:皮膚表面を削り、再生を促進する治療
  • ダウンタイム:施術後は赤みやかさぶたが数日間残る

コンシーラーによるカバー

日常的に手軽に傷跡を隠したい場合、メイクでカバーする方法も非常に効果的です。特に、高いカバー力を持つコンシーラーを使用すれば、傷跡の赤みや色ムラを自然に隠すことができます。数千円程度で購入できる製品が一般的で、コスト面でも気軽に取り入れやすい点が魅力です。

使用する際は、まず肌を清潔にし、コンシーラーを薄く塗布して周囲の肌色と自然に馴染ませることがポイントです。赤みが気になる場合には、コンシーラーの前にグリーン系のコントロールカラーを下地として使うと、より赤みを抑えた仕上がりになります。このようなメイクテクニックを駆使することで、傷跡を目立たなくさせ、自信を持って日常生活を過ごすことができるでしょう。

傷跡を根本的に改善としての修正手術

傷跡が非常に目立つ場合、修正手術による再縫合も有効な選択肢のひとつです。この方法では、目立つ傷跡部分を一度切除し、丁寧に再縫合することで、より目立ちにくい状態に整えることができます。施術の効果としては、特に大きく目立つ傷跡を改善し、目につきにくい状態へと導くことが期待できます。

費用は施術範囲やクリニックによって異なるものの、一般的に5万〜10万円程度が目安です。施術後は切開部が落ち着くまで数日から1週間程度のダウンタイムが必要となりますが、その後のケア次第で傷跡をよりきれいな状態に保つことが可能です。このように、再縫合を選ぶことで、傷跡に対する悩みが軽減され、自信を取り戻す助けとなるでしょう。

ケアのタイミングと注意点

上記のレーザー治療や修正手術などの処置を行う際は、適切なタイミングを守ることが重要です。通常、こうした施術は術後の傷跡が安定する数ヶ月以降に行うことが推奨されており、早すぎる治療はかえって傷跡の状態を悪化させるリスクがあります。

施術後には、紫外線対策として日焼け止めを使用したり、保湿ケアをしっかりと行うことが大切です。これにより色素沈着のリスクを減らし、傷跡がさらに目立たないように保つことができます。また、施術の際は必ず医師の指導に従い、ダウンタイムを守ってケアを進めることで、より良い仕上がりが期待できるでしょう。

 

眉下切開の傷跡を最小限に抑えるための術後ケアのポイント

傷跡を目立たなくするためには、術後のケアが欠かせません。前章でご紹介したように、レーザー治療や修正手術といった対策もありますが、傷跡をきれいに治すための毎日のケアが大きな役割を果たします。

ここでは、術後の適切なケア方法と日常生活での注意点について詳しく解説します。

術後ケアの基本ポイント

まず傷跡のケアにおいて、保湿は欠かせません。乾燥が進むと傷口が硬くなり、治癒過程での肌の弾力が失われやすくなります。保湿クリームや軟膏を適量使い、傷口周辺がしっかりと潤うようにケアしましょう。特に医師から処方された保湿剤を使うと、肌への刺激を抑えつつ効果的にケアできます。

また、術後は傷跡が紫外線を浴びると色素沈着が起こりやすくなります。これにより、赤みや色むらが目立つリスクが高まるため、日常的にUVケアを徹底しましょう。日焼け止めはSPFが高すぎず、肌に優しい成分のものを選ぶと安心です。また、帽子やサングラスも積極的に活用するとよいでしょう。

その他、術後数週間から数ヶ月経ち、医師から許可が出た場合には、傷跡部分を優しくマッサージすることも効果的です。マッサージは血行を促進し、傷口が滑らかに整いやすくなる効果が期待できます。ただし、無理な力で行うと逆効果になるため、医師からの指示に従い、適切な方法で実施しましょう。

日常生活で避けるべき行動

傷跡がきれいに治るためには、日常生活での些細な行動にも気をつける必要があります。

  • 傷口をこすらない・引っかかない
    手で触れたりこすったりすると、炎症が起こり傷跡が悪化する可能性があります。洗顔やメイクの際も、優しく行うようにしましょう。
  • 物理的な刺激を避ける
    服やメガネのフレームなどで傷跡がこすれると、色素沈着や腫れの原因になることがあります。できるだけ刺激を与えないよう、日常生活で意識して保護することが大切です。
  • 負担のかかる運動を避ける
    運動による汗や摩擦は、炎症を引き起こす可能性があるため、術後しばらくは激しい運動を避け、医師の指示に従うことが重要です。

医師と相談すべきタイミングと異常を感じた場合の対応

傷跡の状態に違和感を感じたり、痛みや腫れが引かない場合は、すぐに医師に相談しましょう。術後数ヶ月が経っても赤みや腫れが改善しない場合、ケロイド体質や他の要因が影響している可能性があるため、早めに診察を受け、適切な治療法を相談することが大切です。

傷跡を目立たせないためには、毎日のケアと日常生活での些細な注意が積み重なり、自然な治癒へとつながります。医師の指導に基づいた正しいケアを心がけることで、時間の経過とともに傷跡は目立ちにくくなり、自信を持って目元の美しさを楽しむことができるでしょう。

 

眉下切開を受けるか悩んでいる方へのアドバイス

眉下切開は、目元の若返り効果や引き締め効果が大いに期待できる人気の施術です。これまでお伝えしてきたように、施術後に一定の傷跡が残る可能性はあるものの、適切なケアと時間の経過によって目立たなくなるケースがほとんどです。この施術を受けるかどうかを判断する際には、効果とリスクを総合的に理解し、メリットと自分の希望を見極めることが大切です。

傷跡が気になってネガティブなイメージがつきやすいでしょうが、目元に明るさと若々しさを取り戻す施術で施術によって得られるメリットは非常に多く、目元がすっきりと引き締まり、全体的な顔の印象もはつらつとしたものに変わるため、毎日のメイクや表情にも自信が持てるようになるでしょう。

美容医療も医療行為である以上、手術にはやはりリスクも伴います。切開による小さな傷跡が残る可能性や、ダウンタイムを考慮した上で、日常生活に一時的に制限がかかる点についても理解しておく必要があります。こうしたリスクについて医師と十分に話し合い、リスクよりもメリットを感じるかどうかをしっかりと見極めておくことが重要です。

眉下切開に適した人の特徴と他の治療オプション

眉下切開は、特にまぶたが下がりがちな方や目元にたるみが生じている方に特におすすめです。また、年齢とともに目が小さく見えるようになったり、まぶたが重くなって目元に暗い印象を与えがちな方にも有効な施術です。こうした特徴に当てはまる方は、眉下切開によって目元が明るく引き締まり、顔全体の印象を大きく若返らせることが期待できます。

もし、切開による施術に抵抗がある場合や、より少ないダウンタイムで効果を得たい場合には、非侵襲的な施術であるボトックス注射やHIFUなどのオプションを検討しても良いでしょう。こうした選択肢についても医師に相談することで、自分に合った治療法を見つけやすくなります。

美容医療を受ける際の心構えと信頼できるクリニック選びのポイント

美容医療を受ける際は、施術への不安を感じることも少なくありません。大切なのは、リスクやダウンタイムも理解したうえで前向きに施術に臨む心構えを持つことです。

また、施術を受けるからには、信頼できる医師やクリニックを選ぶことも非常に重要です。特に、経験豊富な医師であれば、術後のケアや万が一の対処法についても安心して相談できるため、クリニックの選定は施術を成功させる鍵となります。

 

まとめ

眉下切開手術は、美的効果と若返りを実現するための魅力的な選択肢ですが、傷跡がどのように残るかは多くの方の気になるポイントです。術後のケアや治療法を理解し、傷跡の目立ちを最小限に抑えることで、より満足度の高い結果を得ることができます。

ここでは、傷跡に関するリスクと対処法を中心に、具体的なケアの方法についてもご紹介しました。施術を検討する際には、信頼できる医師との相談を重ね、自分にとって最良の方法を見つけてください。自信を持って新しい自分を迎えるためのサポートとなれば幸いです。

アラジン美容クリニックでは、美容医療および美容皮膚における長年の経験や博士号を持つ知見より、出逢う皆様のお一人ひとりに最適な施術を提供する「オンリーワン」を目指すカウンセリングを実施し、余計な情報や提案をせず、「ウソのない」美容医療で、必要な施術のみをご提案しております。

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