ヒアルロン酸の涙袋形成との違いは何ですか?
涙袋リフトは、ヒアルロン酸のように「物を足す」施術ではなく、糸を使って引き上げて固定することで、立体的な涙袋を構造的に形成する施術です。ヒアルロン酸は体内に吸収されていくので形に左右差が出やすかったり思うようなボリュームにならないのに対し、涙袋リフトは持続性・再現性ともに高く、土台から作れる点が大きな違いです。
涙袋リフトは誰でも受けられますか?
基本的には多くの方が施術可能ですが、以下の方は特に適応があります。
・生まれつき涙袋がほとんどない方
・ヒアルロン酸では満足できなかった方
・左右差や流動性の悩みがある方
・若い頃あった涙袋が加齢で消失した方
一方で、皮膚のたるみが極端に強い方や過去に眼周囲の手術歴がある方など、施術前にカウンセリングをもってチェックが必要となります。
ダウンタイムはどの程度ですか?
涙袋リフトは切開を伴わない埋没法のため、ダウンタイムは比較的軽度です。術後に軽度の腫れや内出血が2~5日程度出る可能性がありますが、多くの場合メイクでカバーが可能です。内出血や腫れが出にくいように最善の処置を行いますので、術後は安静とアフターケアを意識いただくと回復も早まります。
効果はどれくらい持ちますか?将来的に元に戻りますか?
個人の代謝状態によりますが、糸リフト使用となりますので半年~数年単位で効果が持続することが多いです。加齢や表情の動きにより若干の変化はありますが将来的に修正や再形成が必要な場合でも、糸の位置調整や追加施術で対応できることがほとんどです。
ヒアルロン酸との併用は本当に必要ですか?
涙袋リフト単体でも十分に自然な立体感を出せますが、より繊細なふくらみの調整や、目元の印象を強調したい場合には、ヒアルロン酸との併用をおすすめしています。糸で構造を支えたうえに、少量のヒアルロン酸を加えることで、光の反射や陰影の調整が可能となり、どの角度から見ても完成度の高い涙袋に仕上がります。