ボトックスとヒアルロン酸ってどう違う?順番や同時施術の注意点を専門的に解説

美容医療

加齢とともに目立ってくる額のシワやマリオネットライン、口角のたるみ。改善方法を探していく中で「ボトックス」や「ヒアルロン酸」という言葉に出会う方も多いはずです。

しかし、両者の違いや目的、施術順序などについて正確に理解している方は意外と少なく、「どちらを選ぶべきか」「併用してもいいのか」といった不安を抱えるケースもあります。

ここでは、美容皮膚科や形成外科の知見に基づいて、ボトックスとヒアルロン酸の作用機序、効果の持続期間、適応部位、施術順序、同時施術のリスクや注意点までを網羅的に整理。エビデンスに基づいた正しい情報をもとに、納得感のある美容医療選びをサポートします。

 

Contents
  1. ボトックスとヒアルロン酸の違いとは?効果・作用・適応を整理しよう
  2. ボトックスとヒアルロン酸どちらを先に打つべき?
  3. ボトックスとヒアルロン酸は同時に受けられる?メリットとリスクを解説
  4. マリオネットライン・額・口角などの部位別に見るベストな施術選択とは?
  5. 効果はどのくらい続く?ボトックスとヒアルロン酸の持続期間と副作用
  6. まとめ

ボトックスとヒアルロン酸の違いとは?効果・作用・適応を整理しよう

シワやたるみに対する美容医療の代表的な治療として、ボトックス注射とヒアルロン酸注射があります。いずれも「注入系の施術」として広く知られていますが、その作用メカニズムや適応部位、効果の出方には本質的な違いがあります。

どちらを選ぶべきか迷っている方にとって、まず重要なのは「なぜ両者が違うのか」を正しく理解することです。ここでは、それぞれの注射が持つ特性とその適応、効果の違いについて、専門的な視点から丁寧に整理していきます。

ボトックス注射とは?筋肉に働きかける注入治療

ボトックス(正式にはA型ボツリヌストキシン製剤)は、神経から筋肉への信号伝達を一時的にブロックすることで、筋肉の動きを抑制する薬剤です。

この「筋肉の動きを抑える」という作用により、額や眉間、目尻といった表情ジワの原因となる筋収縮を穏やかにし、シワをできにくくする効果が得られます。なお、ボトックスは「シワを埋める」のではなく「シワの原因となる動きを抑える」施術であるため、静止しているときの深い溝には不向きな場合もあります。

その一方で、施術時間が短く、比較的ダウンタイムも少ないことから、シワ予防目的でも幅広い世代に支持されています。

ヒアルロン酸注射とは?ボリュームを補う注入治療

ヒアルロン酸は、もともとヒトの体内に存在する保湿成分であり、安全性の高い充填剤(フィラー)として美容医療では多用されています。

主な目的は、肌の凹みやボリュームロスが原因で目立つシワやたるみを、内側からふっくらと持ち上げて整えることです。ほうれい線(鼻唇溝)やマリオネットライン、こめかみ・額の丸み形成、涙袋・唇のボリュームアップなど、多彩な部位に応用可能です。

また、製剤の硬さや粒子の大きさに応じて「浅いシワ向け」から「輪郭形成」まで使い分けられ、仕上がりのデザイン性にも優れます。ただし、過剰注入による膨張感や、血管内注入による重大なリスク(血流障害など)があるため、医師の経験と技術が安全性を大きく左右します。

比較表でわかる!両者の違いを整理

両者の違いを一言でまとめると、筋肉の動きを止めてシワを防ぐのがボトックスで、皮膚の下からボリュームを補って整えるのがヒアルロン酸という構図です。以下の比較表に、より明確な違いを整理しました。

項目 ボトックス注射 ヒアルロン酸注射
作用機序 神経伝達をブロックし筋肉の動きを抑制 凹みや溝に注入してボリューム補正・形状形成
主な適応部位 額・眉間・目尻・顎・口角・エラ 法令線・マリオネットライン・頬・こめかみ・唇・額など
効果の持続期間 約3〜6ヶ月(個人差あり) 約6〜18ヶ月(製剤や部位による差あり)
ダウンタイム 内出血や腫れが出る場合あり 数日〜1週間程度の腫れや違和感が出ることも
副作用のリスク 表情のこわばり、左右差、抗体による効きづらさ 血管塞栓、皮膚壊死、過剰膨張、しこり形成など

ボトックスもヒアルロン酸も、それぞれの得意分野があります。「動きによるシワ」に悩んでいるならボトックスが効果的であり、「たるみや凹み」による印象の老化をカバーしたい場合はヒアルロン酸が適しています。

また、実際の治療では両者を組み合わせるケースも非常に多く、施術の順番や注入量、使用製剤の選定がトータルな仕上がりに大きく影響します。つまり、単にどちらか一方を選ぶのではなく、自分の悩みの本質と適応を見極めることが重要なのです。

 

ボトックスとヒアルロン酸どちらを先に打つべき?

前章では、ボトックスとヒアルロン酸の基本的な作用や適応の違いについて整理しました。両者は目的も仕組みも異なるため、組み合わせて使用されることも少なくありません。しかし、このときに重要となるのが施術の順番です。

一見すると順序は大きな違いに思えないかもしれませんが、注入の順番次第で仕上がりの自然さや長期的な安定性が大きく左右されるため、適切な順序設計は医師の判断において極めて重要です。

ここでは、基本的な順番の考え方と、例外的なパターン、順序が効果に与える影響について詳しく解説します。

【基本的施術順序】先ボトックス・後ヒアルロン酸

一般的な施術では、まずボトックスを先に注入し、その後にヒアルロン酸で整えるという順番が推奨されます。これは、ボトックスの主作用である「筋肉の動きを抑える効果」が出るまでに通常数日〜1週間のタイムラグがあるためです。

筋肉が動かなくなった状態で輪郭を整えた方が、ヒアルロン酸の配置や量を正確に調整でき、仕上がりの安定性も高くなるからです。

特に、以下のようなケースではボトックス先行が効果的とされています。

  • 表情ジワ(額・眉間・目尻など)の改善
  • マリオネットラインや口角下制筋によるたるみ印象の軽減
  • 顎の梅干しジワ(オトガイ筋)やフェイスラインの緊張緩和

動きを止めることで、ヒアルロン酸を動きに影響されずに固定できるというメリットがあります。

【例外的な順序】額や輪郭強調部位ではヒアルロン酸先行もある

一方で、すべての部位においてボトックスが先とは限りません。額の丸み形成やこめかみの凹み補正、フェイスラインの輪郭形成など、造形美に関わる部位では、ヒアルロン酸を先に注入することもあります。

これは、形状を重視する部位ではまず必要なボリュームを確保・形成し、その後に必要に応じて表情筋のバランスを整えるほうが、完成度の高い仕上がりにつながるためです。

とくに、額は注入の深度や左右差の調整が仕上がりに直結する繊細な部位であり、慎重な計画が求められます。したがって、部位や悩みによって施術順序は柔軟に考える必要があります。

なぜ順番が重要なのか?形状保持・仕上がりの精度に直結

注入治療は、「どこに」「どの順番で」「どの深さまで」「どの製剤を使って」行うかによって、完成度や持続性がまったく異なります。

とくに、ボトックスの効果によって筋肉の張力が変化すると、その上にある皮膚やヒアルロン酸の位置にも影響が出ることがあります。

たとえば、ボトックス後に皮膚の緩みが生じた場合、それを計算に入れてヒアルロン酸を注入することで、より自然なラインが作れるのです。逆に、先にヒアルロン酸を注入してしまうと、筋肉の収縮変化によって形が崩れるリスクもゼロではありません。

このように、「順番」は単なるオペレーション上の都合ではなく、注入治療全体の設計図に関わる極めて本質的な要素です。

部位別参考表!施術順序の推奨パターン

以下に、よく施術される代表的な部位について、ボトックスとヒアルロン酸の推奨施術順序をまとめました。

部位 推奨施術順序 補足ポイント
額(横ジワ+丸み形成) ヒアルロン酸 → ボトックス 造形優先のため、先にボリューム確保
こめかみ ヒアルロン酸 → ボトックス 左右差調整後に表情制御
ほうれい線・頬部 ボトックス → ヒアルロン酸 表情筋の動き抑制後に整形
マリオネットライン ボトックス → ヒアルロン酸 DAO筋抑制+ボリューム補正
顎(梅干しジワ) ボトックス → ヒアルロン酸 オトガイ筋制御後の補正が有効
唇・涙袋 単独でヒアルロン酸使用 筋肉の影響が少ないため

施術順序は、美容医療の中でも見落とされがちな要素ですが、非常に繊細かつ重要なデザインの一部です。単純に「ボトックスが先」「ヒアルロン酸が後」と決めつけるのではなく、自分の顔立ちや悩み、筋肉の動き、皮膚の厚さなどを総合的に診断した上で、最適なプランニングを行う必要があります。

だからこそ、注入治療を検討する際は、表情筋や解剖学に精通した医師による個別カウンセリングが欠かせないのです。

 

ボトックスとヒアルロン酸は同時に受けられる?メリットとリスクを解説

前章では、ボトックスとヒアルロン酸をどの順番で打つべきかについて、その理由と部位別の推奨パターンを解説しました。しかし実際のカウンセリングでは、「一度に両方の施術を受けることはできないのか?」というご相談も多く見られます。

結論から言えば、医師の適切な判断のもとであれば、ボトックスとヒアルロン酸を同日に受けることは可能です。ただし、すべてのケースにおいて推奨されるわけではなく、リスクも存在します。

ここでは、同時施術のメリットと注意点、そして適応の判断基準について詳しく整理していきます。

同時施術のメリットとは?ダウンタイムの短縮と相乗効果

同日にボトックスとヒアルロン酸を併用する最大のメリットは、治療スケジュールの効率化と、施術効果の相乗性です。主なメリットは以下の3点です。

  1. 来院回数の削減:別日で行うよりも、1回の通院で完了するためスケジュール調整が容易
  2. ダウンタイムの集約:内出血や腫れのリスクを1回で済ませることができる
  3. 総合的な仕上がりの完成度が高い:表情筋の動きと輪郭補正を同時に計画できるため、顔全体のバランスが整いやすい

たとえば、マリオネットラインや口角下がりの改善では、DAO筋へのボトックス注射+ヒアルロン酸注入による立体補正を一度に行うことで、たるみと凹みを一括でケアでき、見た目の変化をより自然に演出できます。

適応判断の基準!どんなケースで同日施術が可能か?

すべての患者に同時施術が適しているわけではありません。以下の3つの要素が揃っている場合に、同日施術が安全かつ効果的に行えると考えられます。

チェックポイント 内容の解説
医師の経験と技量 注入治療の専門性が高く、顔面解剖・製剤知識を有するか
製剤同士の相性 使用するヒアルロン酸とボトックスが互いに影響を及ぼさない組み合わせか
注入部位の分散性 同一部位への重複注入ではなく、異なる領域への施術であるか

このような条件を満たす場合に限り、同時施術は非常に有効な治療戦略となります。逆に言えば、少しでもリスクがあると医師が判断した場合には、日を分けて施術することが医学的には正しい対応となります。

ボトックスとヒアルロン酸の同時施術は、効果的かつ時間効率のよい治療法ですが、決して「誰でも、いつでも、簡単にできる方法」ではありません。特に美容医療においては、仕上がりの美しさだけでなく、安全性とリスク管理の精度が何より重要です。

リスクと注意点!医師の診断とスキルがカギ

一方で、同時施術には一定のリスクも伴います。とくに以下のような懸念点があります。

  • 注入位置のズレや腫れの影響により、理想的な仕上がりに到達しにくくなる可能性
  • 血管や神経の位置を正確に把握していないと、重大な副作用(血管塞栓・皮膚壊死など)を引き起こすリスク
  • ボトックスの効果発現前にヒアルロン酸を注入した場合、筋肉の動きにより後から形が変化する可能性

これらは、施術者が顔面の解剖学的構造に精通しており、「どこに」「どの程度」「どの順序で」注入すべきかを精密に判断できる力を持っていなければ、かえって逆効果となりかねません。

したがって、同時施術を受ける場合は、豊富な注入経験と医学的判断力を兼ね備えた医師のもとで行うことが大前提です。

 

マリオネットライン・額・口角などの部位別に見るベストな施術選択とは?

ボトックスとヒアルロン酸を併用する施術では、どこに、どんな目的で、どう組み合わせるかという部位別の設計が非常に重要です。

前章では、同時施術の可否や条件について触れましたが、実際の診療現場では、部位ごとの解剖構造や筋肉の動き、脂肪や骨格の影響を総合的に判断して治療方針が決定されます。

ここでは、患者の相談が特に多いマリオネットライン・額・口角・フェイスラインを中心に、施術ごとのベストな選択肢と組み合わせ例を詳しく解説していきます。

マリオネットライン|たるみと筋肉の複合対処

マリオネットラインは、口角の下から顎にかけて伸びる「たるみ線」の一種で、加齢に伴う皮下脂肪の下垂と筋肉の過剰収縮が複合的に関与しています。

そのため、単なるヒアルロン酸注入だけでは不十分であり、筋肉(口角下制筋)に対するボトックス注射と、皮膚のたるみに対するヒアルロン酸の立体補正の両方が必要になります。

  • ボトックス:口角下制筋に注入し、口角を下に引っ張る動きを抑制
  • ヒアルロン酸:口角周囲~顎にかけて立体的に補い、影や凹みをふっくらと改善

この組み合わせにより、たるみ感・不機嫌な印象・老け見えを効果的に緩和できます。症状が軽度の場合はどちらか一方でも十分ですが、中等度以上の変化には併用が推奨されるケースが多いのが現状です。

額の横ジワと立体感|施術順と注入深度がポイント

額の横ジワは、主に前頭筋の収縮によって引き起こされます。若年層では「表情ジワ」として現れることが多いですが、年齢とともに皮膚が薄くなると、シワ+凹みが混在した状態になることもあります。

このようなケースでは、施術の順序と注入の深さに細心の注意が必要です。

  • ボトックス:表情筋(前頭筋)に浅層注入。筋収縮を緩和して横ジワを予防・改善
  • ヒアルロン酸:中~深層に注入し、額の丸みを形成(浅すぎると凹凸やチンダル現象のリスクあり)

また、額は眉毛や目元の動きにも影響を与えるため、バランス設計を誤ると不自然な表情や下垂感を招くおそれがあります。そのため、「浅く広く注入する技術」と「深く形を作る技術」の両方を使い分ける必要があり、医師の腕が仕上がりに直結します。

口角下がり・フェイスライン|左右差と表情筋の影響も考慮

口角の下がりやフェイスラインのもたつきは、加齢による支持組織の緩みだけでなく、表情筋の左右差や筋力のアンバランスも影響しています。

  • 口角下がり:口角下制筋やオトガイ筋の緊張が強い場合、ボトックスで引き下げる力を弱める
  • フェイスライン:エラの張りが強い人は咬筋ボトックスでスッキリさせ、ヒアルロン酸で輪郭を整える

特にこの領域は、筋肉と脂肪の状態、骨格の非対称性など、さまざまな要素が絡むため、施術前の診断が極めて重要です。

顔の片側だけボトックス量を微調整する、ヒアルロン酸の左右注入量を変えるなど、ミリ単位での設計調整が必要とされるエリアです。

 

効果はどのくらい続く?ボトックスとヒアルロン酸の持続期間と副作用

前章では、悩みや部位ごとに最適なボトックス・ヒアルロン酸の施術戦略について詳しく解説しました。しかし、いざ施術を検討する段階になると、多くの方が気になるのが「どのくらい効果が続くのか?」「副作用のリスクはあるのか?」という点です。

美容医療は一度の施術で完結するものではなく、継続性・安全性をふまえた長期的な視点が求められます。ここでは、ボトックスとヒアルロン酸の持続期間の目安や製剤ごとの違い、副作用のリスクとその回避策について、医学的根拠に基づいて丁寧に解説します。

ボトックスとヒアルロン酸の持続期間

まず、一般的な効果の持続期間として、以下が目安とされています。

  • ボトックス注射:3〜6ヶ月程度(個人差あり)
  • ヒアルロン酸注射:6〜18ヶ月程度(製剤により幅あり)

ボトックスの効果は徐々に弱まっていくため、3〜4ヶ月に1回の定期的なメンテナンスが推奨されます。
一方、ヒアルロン酸は製剤の硬さや分子構造によって分解速度が異なるため、注入部位や使用製剤によって持続期間に差が生じます。

製剤別の持続期間比較!ジュビダームやボリューマなど

ヒアルロン酸製剤のなかでも、厚生労働省の承認を受けたアラガン社製「ジュビダームシリーズ」は、世界的にも安全性と持続性が評価されており、国内でも多くの医療機関で使用されています。

代表的な製剤の違いを以下の表にまとめました。

製剤名 特徴・使用部位 持続期間の目安
ジュビダームビスタ® ボリューマ XC 硬め、輪郭形成・こめかみ・中顔面・顎など深層部に適応 最長24ヶ月程度(平均12〜18ヶ月)
ジュビダームビスタ® ボリフト XC 中間の硬さ、法令線・マリオネットラインに使用 12〜18ヶ月程度
ジュビダームビスタ® ボルベラ XC やわらかめ、唇・涙袋など浅層注入に適応 約12ヶ月程度
ジュビダームビスタ® ウルトラXC 比較的やわらかく、汎用性が高い 約9〜12ヶ月程度

また、ボトックスにおいてもアラガン社製のボトックスビスタ®は日本国内で唯一、厚労省承認を受けたA型ボツリヌストキシン製剤であり、効果・安全性の観点から選ばれることが多い製剤です。

副作用・リスク|正しい知識で安全な施術選びを

美容医療において、ボトックス・ヒアルロン酸はいずれも医療行為であり、ゼロリスクではありません。副作用の頻度は高くありませんが、万一発生した場合には重大なトラブルにつながる可能性があるため、事前の正しい理解が必要です。

リスクの種類 内容の解説
アレルギー反応 注入後に腫れ・赤み・かゆみなど(ごく稀)
内出血・腫脹 注入部位に軽度の内出血やむくみが出ることがある
血管塞栓・皮膚壊死 ヒアルロン酸が血管内に誤って注入されると組織壊死や視力障害のリスク(極めて稀)
ボトックスの拡散 表情の左右差・眉や口角の下垂などが一時的に起こることがある
抗体化による効きづらさ ボトックスを頻回・大量に使用すると、抗体ができて効果が出にくくなる

これらのリスクを限りなく低く抑えるためには、顔面解剖を熟知した医師の施術が不可欠です。とくにヒアルロン酸注入では、血管の走行や層構造を正確に把握していなければ、最悪の場合は命に関わる事態にもつながりかねません。

 

まとめ

ボトックスとヒアルロン酸は、どちらもシワやたるみ改善に有効な注入治療ですが、「目的」「作用」「部位」「順序」によって適切な選択肢が異なります。自己判断による誤った施術順序や併用は、期待する効果が得られないばかりか、副作用や仕上がりの違和感につながるおそれがあります。

大切なのは、各製剤の特性とリスクを医学的に正しく理解し、十分な説明を受けたうえで、自分の悩みに合った施術を選ぶことです。不安がある場合は、美容皮膚科や形成外科など信頼できる医療機関で専門医のカウンセリングを受け、適切な提案と施術プランを確認することが何より重要です。

アラジン美容クリニックでは、美容医療および美容皮膚における長年の経験や博士号を持つ知見より、出逢う皆様のお一人ひとりに最適な施術を提供する「オンリーワン」を目指すカウンセリングを実施し、余計な情報や提案をせず、「ウソのない」美容医療で、必要な施術のみをご提案しております。

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